リズムゲーム『Ratatan』のアーリーアクセス版リリースが、デモ版への重要なプレイヤーフィードバックを受けて延期されました。この新作リズムゲームに対するファンの声と、Kickstarter支援者への影響についてご紹介します。
Ratatanアーリーアクセス版の延期
デモ版へのフィードバックが開発遅延の原因に
7月4日、Ratatanの開発チームはSteamを通じて、デモ版への批判的な反響を受けてアーリーアクセス版のリリースを延期することを発表しました。当初7月25日を予定していたリリースは、無期限で先送りされました。
開発元のRata Artsは、デモ版が20万ダウンロードを達成し、Steamレビュー1200件、プレイヤーコメント2000件を集めたことを明かしました。開発チームは、要望された変更を実装するための開発期間が不十分であることを認め、延期を決定しました。
主なフィードバックのポイントとしては、ローグライク要素の進行に関する懸念、Ratatanの能力が非活性な状態、物足りないビジュアルエフェクト、ゲームのペーシングと中盤の構造への改良要望などが挙げられました。
Ratatanはオリジナルクリエイター・小谷浩之による『Patapon』の精神的続編として位置付けられていますが、Rata Artsはこれが独立したプロジェクトであり、新たな体験を提供するものだと明確にしています。「RatatanはPataponではありません。意図的な創造的差異を持って独自の道を切り開くインディー作品です」と開発者は述べました。
Game8では、Ratatanに込められたPataponを思わせる懐かしい要素を認めつつ、その革新的な方向性を高く評価しています。シリーズのベテランが開発を率い、熱心なファンの期待が寄せられる中、RatatanはPataponの魔法を継承しつつ、より大胆な何かへと進化しています。詳細なデモ版の感想は、以下の記事でご覧ください！
